糸状の太陽電池

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世界的に有名な雑誌Angewandte Chemie International Editionに面白い技術がでていたので紹介します。

Integrating Perovskite Solar Cells into a Flexible Fiber – Qiu – 2014 – Angewandte Chemie International Edition – Wiley Online Library
柔軟に曲がる糸状の太陽電池

 

 太陽電池というと屋根の上においてあるパネルを想像する方が多いのではないでしょうか。

現在その様な用途で使われている太陽電池の多くはシリコンと呼ばれる無機の硬い材料を利用しています。

今回紹介する記事は糸状の太陽電池に関するものです。
ざっくりAbstract(概要)を読んでみると次の様な内容のようです

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Fudan UniversityのProf. Huisheng Pengらは近年太陽電池の分野でその効率の高さから注目されているぺロブスカイト型の太陽電池を柔軟な糸の上に形成することに成功した。

糸(電極を兼ねる)の周りにカーボンナノチューブとよばれる炭素のチューブの電極層を形成し、その中に光電変換材料(いわゆる光を電気に変える材料)を液体で染み込ませることで形成した。

この糸は約3.3%のエネルギー変換効率を備えており、屈曲させた後でも安定であった。

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まだ実用化には特性、信頼性で課題がありそうですが、将来はより自然に見つけられる素材から充電できるようになるかもしれないですね。

solarcell2

参考文献

Qiu, L., Deng, J., Lu, X., Yang, Z. and Peng, H. (2014), Integrating Perovskite Solar Cells into a Flexible Fiber. Angew. Chem.. doi: 10.1002/ange.201406844\

参考になる記事

公益社団法人日本化学会 | ディビジョン・トピックス | 有機無機ペロブスカイト太陽電池
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