ブログをマイペースに半年間続けて得られた3つの意義

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継続

皆さんどの様なモチベーションでブログを書いていますか。 

最初はやる気があっても、日々の忙しさの中でなかなか更新できない、思ったよりアクセスが伸びなくてモチベーションが下がる等、「継続すること」は中々大変かと思います。。

今月でブログを書き始めてから約半年が経過しました。飽きっぽい自分としては良く続いている方だと思います。

私のブログはよくWEBで見かける初めて数ヶ月で◯◯PVとか、月収☓☓円に到達したとか、そういうものとは大きくかけ離れています。しかし、こんなマイペースで運営している個人ブログでも毎日100−200程度のユニークユーザー数が得られる様になりました。またブログを通じてリアルでもつながる人脈を構築することができました。

アクセス数はまだまだ少ないですが、そもそも1日50PVに達するブログが3割以下しかないというデータもあるようです(少し昔のデータですが)。

一日の訪問者が50人以上のブログは、むしろマイノリティであった – エッセイ的な何か

つまり多くの人がブログをはじめても実際にはほとんど集客できずに終了しているという現実があるようです。

今回実際に自分が続けて、小さい規模なりに得たものもあったと感じています。どの様なモチベーションと考えでブログを続けてきたか、その試行錯誤の過程と、そこから何が得られたかについて振り返ります。これからブログをやってみようとか、書いているけどモチベーションが上がらないなという人向けの記事です。

目次

  • 毎日更新を通して何が得られたか
  • 自分ならではの記事に挑戦して学んだ事
  • 価値ある記事とは何か
  • マイペースでもブログを続けていく意味とは?


当ブログについて

blogについて

この記事が初めての方もいらっしゃるので当ブログの背景について簡単に紹介します。このブログは企業研究者の管理人(@ixd_circle)が一年間、デザイン分野に留学することになり、そのタイミングで始めることにしました。

当初のモチベーションは

・学びと記録の共有

・人脈を広げたい

・ウェブの仕組みを学ぶ事

でした。とりあえず形から入るタイプなので、Wordpressというものを使うと自由度が高く作れるらしい!程度の情報で、よく分からないままサーバーとドメインを準備してサイトを立ち上げました。


ブログを毎日更新して学んだ事


時系列を追いかけながら、当時どんなことを考えていたか、何が得られたかについて振り返ります。


毎日更新の効果と負荷について

私は割りと形から入るタイプなので、多くのブログ指南のサイトに書いてある「毎日更新」をやってみようと思いました。

しかし、いざ書くとなると、毎日はネタがなく、海外のニュースサイトから自分が気になった記事の忘備録を書いたり、自分の専門に少し関係のある技術系の記事をまとめたりするのが中心でした。

具体的には下の様な記事を書きました。

「曲がる」、「伸びる」、「たためる」ディスプレイ開発の色々

MITとHarvardの研究チームが自分で組み上がる折り紙ロボットを開発中

この時期は友人を中心にブログはじめたよ!という話をした事、なんだかんだで更新頻度が高い事もあって、ある程度順調にアクセスも伸びました。

私自身もWordpressを使いながら、WEBの事を学べるので面白いなと感じていました。

しかし、毎日更新するという作業はそれなりに負荷も大きく、情報自体は世の中に出回っているものなので価値のある記事を書くのは、とても大変という印象を持ちました。

毎日更新というやり方は、訪れてくれる固定客に新ページを常に1定のクオリティで提供していく事になります。留学活動が本格化してくる中で、継続的にこの様な運営を続ける事は困難になると感じました。

この時期には次のものを得たと思います。


  • 文章を書く基礎体力

  • 基礎体力

    会社でもレポートは書きますが、ブログ用に不特定多数の人に向かって書くということは初めての経験でした。

    いかに限られた時間の中で、1つの記事にまとめるかというトレーニングになりました。実際に何度も書いていくと、スピードや読みやすさが体感値として向上していきました。

    また、自分が記事を習慣的に書く様になると、上手い人の文章を意識する様になります。その結果、構成や表現の仕方が多少なりとも広がるのではないでしょうか。

    多かれ少なかれ、多少の効果は感じられると思います。


  • HTML/CSS/Wordpressの基礎知識

  • Wordpress

    ブログの記事を書く中で、色々と表現したい機能が増えていきます。

    「あの人の使っているブログパーツはどうやって導入しているんだろう」
    「CSSをもっと洗練させたい」
    「アプリを紹介するにはどうしたらいんだろう」

    こういった疑問が生まれると、自分の純粋な興味としてやり方を調べられるので、非常に早く知識を増やすことができます。

    教科書を購入し、それをトレースするのも良いとは思いますが、実際に運営しながら必要な機能を本等から仕入れる事が1つの近道かと思います。

    しかし、この様なスキルの伸びや知識の蓄積は少しずつ伸びていくものです。日々の更新では他者からのフィードバックも少ないため、毎日更新を続けていける人は時間的な余裕と精神的な強さが必要でしょう。

私の場合はブログ執筆という行為にそこまでのめりこむことはできなかった為、少しアプローチを変えることにしました。


自分ならではの記事に挑戦して学んだ事

チャレンジ

海外留学もはじまり、一般的なニュース情報等ではなく、自分にしか発信できないより付加価値の高い情報を書きたいと思う様になりました。例えば下にあるような現地の生活の様子や留学先で学んでいるデザイン関係の内容を書く様になりました。

コペンハーゲンの自転車事情

People-Centered Designを活用するために大切な事

これらの記事はオリジナリティはいままでより高くなりましたが、結果としてはほとんどSEOに引っかからず、Facebook等のソーシャルなチャネルにより僅かな方のみが見てくださるという状況でした。

結果としては更新頻度が下がった分、アクセス数は現象の方向に向かいました。確か一日あたり30−40程度であったと思います。

一方で思わぬ良い事も起きました。アクセスがほとんどないページでしたが、私の留学先に興味を持つ他社のエンジニアの方、大学の先生等、エンジニアとデザイン分野の境界領域にいる様な変わった人達(褒め言葉です)からコンタクトをいただきました。

彼らの中には実際にはるばるデンマークまで訪問してくれた様な人までいました。ここで初めて、ブログをやっていて良かったなと心から思えました。この体験が続ける上でのモチベーション維持に寄与してくれました。

また、上のPeople-Centered Researchに関するコラムの記事は累計でせいぜい100程度しか読まれていない記事ですが、意外なことに2名の方がはてなブックマークをしてくれました。

この時に、価値ある情報はリーチが少なくても、人に多少なりとも影響を与え得るという事を感じました。


世の中に出すという事

世の中に出す

丁度この様な思考錯誤をしていた時期に、友人がFacebookで素晴らしい自作イヤホンの写真をアップしていました。

彼のFacebookページには沢山のいいねがついていて、私も興味深く見ていました。同時に素晴らしい内容のこの投稿が時間が経つとタイムラインに埋もれてしまう事が、非常に勿体ないと感じました。

私は駄目元で彼に、もし自分の作品を表に出してもよければこのブログに寄稿記事をかいてくれないか打診してみました。

ありがたい事に彼(本ブログに音楽系のネタを中心に寄稿してくださっているYuuさん)が快くOKをしてくれたので、下の記事ができあがりました。

MAKERSムーブメント?高級イヤホンを自作してみた

Yuuさん自信は最初はブログの様な形で公開することを考えていなかったでしょう。結果として日本中の人がアクセスができるようになった事は、私は良い変化だと思います。


SEO の 効果 を実感する

SEO効果

彼がイヤホンの自作記事をアップロードしてからも,
しばらくはアクセスは変わりませんでした。しかし、アップロードしてから一ヶ月くらい立つと急にアクセス数が伸びてきました

当時のオーガニック検索(Google, Yahoo, Bing等)による、アクセスが約50であるのに対して、イヤホンの記事が約25、同時期に技術の覚え書きとして残していたVagrantの記事が約15、残りがその他という状況でした。

どうやら調べてみると「イヤホン 自作」等の条件でYuuさんの記事が2番目に表示されている様になったことが原因のようでした。

ページランク等(Googleによるページの評価)が全くついていない様な個人ブログでもコンテンツが良ければ、ニッチキーワードの上位を狙えるということを体験できました。

またこの経験を通じて、記事を書く以上できるだけ多くの人にリーチしていける様にしていくべきと思う様になりました。


価値ある記事とは何か

Value

価値ある記事というのはその人のブログを書く目的によって変わるものでしょう。期初の目的を振り返り考えてみます。


学びと記録の共有

学びを残すこと自体はまず書き手にとっては1つ意義のあることでしょう。同時に、それを他者に共有する事ができれば、私達の経験は自分が得たもの以上の価値を持つ様になるのではないでしょうか。

価値を最大化していくためには、記事をより多くの人に届けていく戦略を考える必要があります。

つまりこの目的に対しては自分の伝えたい内容・ユニーク性と多くの人の興味をマッチングさせた内容が価値ある記事だと私は考えます。

この2つをマッチングさせるためにはその表現方法と切り口、また、検索エンジンという生態系内での競合分析等のスキルが必要になるでしょう。

ブログは解析ツールを通して自分の活動の結果をすぐにフィードバックすることができるので、PDCAを回すことで誰もがその様な能力を磨けることが1つの魅力だと思います。

これまで広告やメディアの重要性について深く考えたことはありませんでしたが、自分の作ったものを他者の価値につなげるという活動はエンジニアリングとデザインの境界で学ぼうとしている自分にとっては非常に重要な課題であると感じています。

メディアの質を上げること活動自体が新たな学びになることを期待します。


人脈を広げる

世の中には常に情報を探している人がいます。仮にニッチなトピックであったとしても、情報を発信し続けることで、同じ興味を持つ人とのコネクションができる可能性はみんなに開かれています。

この目的では読者はあなたがどんな人かを知りたがっています。どこで何をしていているのか、何をやりたい人なのか、どんな考えを持っている人なのか・・・その様な内容を含んでいる記事はとても魅力的だと思います。

自分の考えを発信することにはリスクもありますが、一歩踏み出して得られる事もあるかと思います。迷っている人はまず自分の事を少しでも発信してみる、または発信している人にコンタクトをしてみるといったアクションを起こしてみるのも良いかもしれません。


ウェブの仕組みを学ぶ

ブログを運営していく中で、多少なりともWEBの知識は増えました。一方でテクノロジーは手段であるので、これを学ぶ事そのものを主目的にするなら別にブログでなくとも良いかなと正直思います。

実際に私が特に恩恵を受けた部分は、新たな興味対象分野が増えた事です。どの様にデータベースが動いているのか、Javascriptでどの程度の事ができるのか・・・・etc.

より深くサービスに触れることで、これまで当たり前として扱ってきたサービスに対する好奇心が刺激されました。

最初はWEBと書いていましたが、ブログを運営していく中で感じた様々な疑問の1つ1つが学習のチャンスです。あなたの好奇心を刺激するような何かを含んでいる記事はとても価値があると私は思います。


金銭的モチベーションについて

近年、ノマドとかプロブロガーと呼ばれる人達がメディアにも取り上げられる頻度もあがり、収入目的でブログを始められている方も多いかと思います。

せっかくですのでこのトピックにも触れたいと思います。

それも1つの立派な動機だと思います。私もブログで収入を得るということがどの程度難しいことなのか、可能性がある内容なのか興味があったので、実際にGoogle Adsenseといったアフィリエイトプログラムに参加しています。

良い面がフィーチャーされがちですが、実際に運営してみて思ったことは、正攻法で生活に必要な安定した収入を得る様なブログを運営することは、かなりの努力が必要だと感じました。

収入に軸足を置くなら書く内容、クオリティ、更新頻度、レイアウトの方法等色々な項目に取り組む必要がありそうです。またGoogleを始めとした他者のプラットフォームの上での活動であるため、コントロール不能な一定のリスクを常に抱えることになる点は意識しておくべきかと思います。

そのため楽して稼ぎたいというモチベーションでは普通の人は続かないかなというのが私の印象です。私自身この部分については経験値も少ないのでこの程度の抽象的な話で失礼します。


マイペースでもブログを続けていく意味とは?

そろそろまとめたいと思います。私はマイペースでもブログを続けるということの意味は次の点にあると思います。

正確に言うとただ続けるのではなく、目的をもって1つずつ進めていけば意味をもたせられると思います。

  • 1.考えや経験を共有できる
  • 自分が素晴らしいとおもった経験や考え方を他人に広めることができます。考え方はTEDに似ています。これは必ずしも記事の数だけではなく、書き方等でそれなりのプレセンスを示せる可能性が開かれています。

    もしそれが成功した時には、あなたの表現能力は他の人とは一線を画していると思います

  • 2.つながりが広がる
  • ブログは自分と同じ領域に興味を持つ人とつながる機会をサポートしてくれます。普段の生活だけでは得られないつながりはお金では測れない可能性を秘めています。

  • 3.好奇心が刺激される
  • ブログを書くという事に向かい合うと、表現したい事、知りたい事というのがどんどん増えてきます。好奇心を刺激されることは学習のチャンスです。これは私達を更に成長させるエンジンになる可能性を秘めています。

  • 長文をお読みいただきありがとうございました。また区切りの良い時期にたまには活動自体を振り返ってみたいとおもいます。
  • 【ブログをはじめるにはまずはドメイン取得から!】

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    2 Responses

    1. […] (参考になりました、有難う御座います!:ブログをマイペースに半年間続けて得られた3つの意義) […]

      • 管理人
        | 返信

        コメントありがとうございます。こちらも励みになります。今後もマイペースに更新していくつもりですのでどうぞよろしくお願い致します。

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