イヤホンケーブル 自作 に挑戦してみた

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イヤホンケーブル 自作 に挑戦しました。イヤホンケーブルの断線はよく起きますが、ケーブルは結構高価だったりします。100円均一の商品等を利用しながら作ってみました。


イヤホンが断線した

どうも主管理人の友人のYuuです。久しぶりの投稿になります。
突然ですが、筆者のイヤホンはちょっと特殊で、カスタムモニターと言われる、自分の耳の型を取って作るオーダーメイドのイヤホンを普段使っています。(良くアーティストがライブでつけています。気になったら、音楽番組等で確認してみて下さいね)が、先日

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ケーブルが断線した…

まじか…わざわざオーダーメイドして作ったのに…

「断線したならば、替えのケーブルを調達せざるを得まい。」
※この手のタイプのイヤホンは、ケーブルだけ取り替えることが出来る

ということでイヤホン・ヘッドホンの専門店eイヤホン様のサイトを調べてみると

スクリーンショット 2015-04-11 20.46.02

カスタムIEM交換用ケーブル

9130円

Apple watchとかゴールデンウィークとか色々控えているこの時期にこの出費は痛い。痛すぎる…

…!

「いっそ作ってしまおう。」

イヤホンケーブル 自作 の挑戦がこうしてはじまりました。


イヤホンケーブル 自作 に必要な準備

まずは秋葉原などで必要物資を調達しました。


部品

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  1. 金属ピン端子

  2.  
    ケーブルとイヤホンの筐体を接続する用の端子です。実はこの接続端子の規格が各社異なるので、そのモデルに合わせたパーツを用意する必要があるのですが、筆者の今回のモデルはD-subピンとほぼ同じサイズだったので、これで代用出来ます。因みに秋葉原等電気街をうろついていると、この端子部分だけ自作パーツとして売っていたりもします。売っているということは需要があるということか…正直ピンから作るのは若干めんどくさいので、筆者は専用端子を買いました。

  3. 熱収縮チューブ
  4. ケーブルの保護、及び一部に形状記憶の機能を持たせるために使用します。

  5. 分岐点のスライダー

  6. Y字でLRに分岐する位置につけるパーツです。何故かこれも電気街うろついていると売ってます。需要が有るということなのか…勿論何かチューブで代用してもOKです。ちなみに筆者はめんどくさがりなので、専用パーツ買いました。今回ずるしてばかりだな…

  7. ミニステレオ端子

  8. 言わずもがなステレオジャックも購入しましょう。

  9. ケーブル

  10. L+、L-、R+、R-で合計4本必要です。仮に1mのケーブルをつくろうとすると、1m×4=4mと、以外に長さが必要になるので要注意です。
    また、よく「ケーブル変えると音変わるの?」と聞かれるのですが、結論としては変化します。材質によって抵抗・伝導率・不純物なり変わりますし、材質じゃないにしてもケーブル構造でノイズの大小が変化します。てことで実は音質調整の際には結構重要な部品だったりします。高いからいいというわけではないですが、基本的にはケーブル変えたら、元の音とは別物になると考えたほうがいいです。まあその人がどこまでこだわるかによりますが…
    因みにどの線材に用いるとどのように変化するかは、非常にマニアックな話になるので、今回は割愛。
    筆者は今回銀線を使いました。なぜなら見栄えが好きだから。

  11. 絶縁チューブ
  12. ケーブルの保護、ハンダ付け箇所同士を絶縁するために使います。見栄えのために、ケーブルの端子部分に使ってもOKです。


工具

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  1. はんだごて(20以下推奨)

  2. 以外に繊細な部品を取り扱うので、低出力のはんだごてがお勧め。

  3. テスター
  4. ケーブルが断線していないか、通電チェックに使用。

  5. クリップ固定台
  6. ハンダ付けする際に大変便利。因みにSeriaで調達可能です。

    今後も本格的に半田ごてを利用していく予定が有る方は下の様な専用のスタンドを購入しても良いかも。

  7. 絶縁テープ

  8. LR間をしっかり絶縁させるために使用。これもSeriaで調達。

  9. ノギス
  10. 寸法測定に使用します。なんとこれもSeriaで調達可能。

  11. ニッパー、ペンチ
  12. ケーブルの皮膜を剥ぐ際など、大変便利。勿論Seriaで調達可能。

  13. 万力

  14. ケーブルを捻るときに使用。言わずもがなSeriaで調達(ry)

  15. 接着剤

  16. ハンダ付け後の強度補強のために使用。当然Seriaでry

Seriaすげぇ…


イヤホンケーブルの作成

部品も揃ったので、作ってみましょう。


ケーブルの皮膜を剥ぐ

まずは皮膜を剥ぐ。そしてはんだ付け。伝導性と耐久性を高めるためにも、ケーブル単体にはんだを塗っておきます。

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端子のハンダ付け

イヤホン本体につなぐ端子とケーブルをハンダ付けしていきます。片耳で2箇所、両耳で合計2本分の4箇所。
はんだごての出力が強いと、パーツの樹脂が溶けて部品が使い物にならなくなるので、非常に低出力でじっくりはんだするのがこつです。20W辺りの半田ごてを推奨します。

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ツイストケーブル 作成とセットアップ

4本のケーブルの内LRそれぞれでまとめて1本ずつのケーブルにします。この段階では、Y字の分岐点の手前まで束ねます。どのように束ねるかはその人次第ですが、基本的にはツイストさせてください。ツイストさせるとその構造上、ノイズが減ります。他にもノイズを減らす手段は沢山ありますが、ツイスト構造が最も単純なので、自作ではお勧めです。端を万力で固定しつつ、一定のペースでツイストさせていくと綺麗に出来ます。

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イヤーフック 作成

カスタムイヤホンではケーブルを耳に這わせて、ケーブルのタッチノイズを減らす構造がデフォルトになっています。(イヤーループとか呼ばれたりしてます)今回もその構造を採用します。といっても単純で、形状記憶の金属線をケーブルに這わせて、ケーブルにフックのような形を保持させるようにするだけです。
今回はケーブル端の一部にはんだを這わせて、熱収縮チューブで固定して実現しました。

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ケーブルスライダー装着

ケーブルが2本のこの段階で、ケーブルスライダーを通しておきます。よく通し忘れてそのままケーブルを作成してしまうと、後で泣きを見ることになるので、必ずこの段階でやること。スライダーを挿入した後は、Y字分岐点のところにかぶせるパーツを接着剤で固定しましょう。

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更にケーブルを編む

分岐点以降の2本のケーブルを更に束ねて、1本にまとめます。ここでもどのように束ねるかはその人次第ですが、困ったらツイスト。


ステレオジャックにはんだ

接続端子−ケーブルときたので、最後にステレオジャックをつなげます。
繋がる箇所が3箇所有ると思いますが、中心から順にL、R、グラウンドとなっています。LRを逆に繋がないように注意すること。間違えないようにするために、どの線がLでどの線がRなのか、事前にテスターで確認しておくと良いです。
LRには各1本ずつですが、グラウンドにはLRで計2本つなげます。
また、LRを確実に絶縁させるために、間に絶縁テープ等挟んでもOK。

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以上でケーブル完成です!

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ケーブルの交換

ケーブルが完成したところで、最後に交換です。左は今回自作したケーブル。右は交換前のイヤホンです。
こう見ると前のケーブルはグチャグチャだな…
旧ケーブルをイヤホンの根本からはずして、新ケーブルを差し込めばOKです。

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自作イヤホンケーブルの完成

イヤホンケーブルの交換がおわりました。先程のグチャグチャな様子はどこへやら…ずいぶんお美しくなりました。

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自作イヤホンケーブルの品質は?


聴いてみた

◯ 高域が非常に響くようになった!女性の声とか非常に透き通って聞こえるようになってGOOD

✕ ロックとか、低音ズンドコ鳴らしたい場合にはちょっと合わなくなったかも…

まあ今回は深く考えずに作ったので、音の調整はまた後日。


今回作ってみてわかったこと

・結構簡単に作れるので、断線して困ってる人は是非挑戦してみて下さいね。

・Seriaの品揃えが予想以上に凄かった。頑張ればはんだごてとはんだ以外は全てSeriaで済みそう。100均恐るべし…



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