iPhone 6 / iPhone 6 plus は買いなのか?

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iPhone 6 / iPhone 6plus は買いなのか?

今年もApple liveが行われました。留学先ではこの日の19時からApple Live視聴会というイベントが行われ、参加出来る人で集まりながら発表を聞いてみました。今回は4.7inch, 5.5inchのiPhone 6とiPhone 6plus, 新しい決済サービス, そして兼ねてより開発が囁かれていたiWatchあらためApple Watch 等が正式に発表されました。

私自身は結構ガジェットが好きなのでこれまでにiPhone3GS, iPad2, iPhone5, iPad mini retina Display, Mac book Air(2013) とApple製品を利用してきました。今回はiPhone 6 / iphone 6plus についてApple Live の内容を簡単に振り返りながら感じたこと、どの様な人にとって買いなのかについてまとめたいとおもいます。


iPhone6 までの進化の歴史を振り返る

 今回発表されたiPhone6, iPhone6 Plus の前にこれまでのiPhone の歴史を振り返りたいとおもいます。こちらは詳しくというよりは端からみていて感じた私見を書きたいとおもいます。普通に解説してもつまらないので大好きなスラムダンクに例えながら語ります。


iPhone 3G (2008年)

Iphone3G

 iPodのヒットにより復活を初めていたApple がジョブズ氏のかの有名な「電話を再発明する」という言葉と共に発表された初代iPhone。この頃は国内ではガラケーが主流でコピペができないやら赤外線ができないやらで「大方の意見はこんなの流行らない」、「使えない」という意見が多かったとおもいます。スラムダンクでいうと陵南との練習試合での桜木

田岡先生にいわせてみれば

「才能はあるが奴は素人だ」

という感じです。また慣れないボタンレスの仕様も最初は軽快されていた印象です。一部のガジェット好きのアーリーアダプターが購入したのみでそこまで人気はなかった様に思います。


iPhone 3GS (2009年)

Iphone3gs

 速度面等でだいぶ改善された3GS、私もこの時は初めてスマートフォンを利用しました。当時はサッカーの中田選手が宣伝していた東芝のAndroid Phoneなども販売されはじめており、スマホ黎明期に思われました。この時はAndroidの完成度はお世辞にも高いとはいえず(スラムダンクでいうとゴリに勝負を挑んだときの桜木)、普通のスマートフォンユーザーにとっては間違いなくベストチョイスだったと思います。前回から一気にインターハイ予選時の桜木になった感じです。(さすがに言い過ぎか・・?)

 そして写真をみると気づくと思うのですがこの時までiPhoneは丸かったです


iPhone 4 (2010年)

Iphone4

そしてこのあたりから急にユーザーが増えたiPhone 4。ここからは形状が角ばった形になりました。そして今のiPhoneでは当たり前となりつつあるRetina Display(今までの4倍の高解像度のディスプレイ)を搭載し、その画像の綺麗さでも話題になりました。また当時のスマートフォンの中では比較的バッテリーの持ちがよかった印象です。この頃からAndroidもだいぶよくなってきた印象です。

iPhoneは当時では高性能でより洗練されていることから清田、Androidは荒削りだが力技で押しきれる福田というイメージ。(やばい段々と例えが無理になってきてしまった・・・)


iPhone 4S (2011年)

Topic iphone 4s

 iPhone 4の正当進化という印象です。見た目はiPhone 4とほとんど変わりません。グラフィック性能やカメラ機能が大幅に向上しました。Siriが搭載されたのも4Sからです。日本ではauからも発売されたことで国内のiPhoneユーザーがますます増えました。私の印象ですが、普通に使う分にはこの4Sでかなり満足できるものになったとおもいます。 またこの頃からAndroidもながらく言われていたもっさり等がほとんど気にならなくなったころかとおもいます。(私は丁度その頃は当時AndroidではフラグシップのGalaxy S2を使用していましたがこちらもかなり満足度が高いものに感じました。

例えるならiPhone 4Sは流川。Androidは桜木(インターハイ時)という印象。

  • iPhone 5 (2012年)
  • Iphone5

     Androidのサイズの主流が4.2inch ~ 5.0inch に進む中で、iPhoneのディスプレイサイズが3.5inchから4.0inchへと変化しました。横幅は維持したまま縦に長くなりました。またコネクタがLightningに変わり、7.6mmと本体もより薄くなりました。LTEも利用可能になりました

     私はLTEによるテザリングと当時はiPadも所有していたのでスマートフォンはより小型にしたいとの思いからiPhone 5を購入しました。バッテリーの持ちが良く、不便なく使えました。しかし、雪山に行った際に落としてしまったためわずか三ヶ月でお別れとなりました。同じiPhone 5を買い直すのが悔しかったので、国内のAndroid機のフラグシップに乗り換えました(笑)。

     この時は短時間でiPhoneとAndroid機器の最先端を同時に比べることができました。私としてはMacとの連携やバッテリーの持ち(※)、小型サイズを好む人にはiPhone、NFCを用いたEDYや定期の利用、動画コンテンツを持ち運びたい人にはFullHDのディスプレイを有するAndroid機が良いと感じました。人間不思議なもので購入前はあれほど軽快していた5inchサイズのディスプレイが使ってみると非常に便利でポケットの中でのサイズやディスプレイの操作もほとんど気になりませんでした。

    iPhone 5のバッテリー容量は当時のフラグシップのAndroid機よりは小さいが実際の使用時間はiPhoneの方が体感で長かった。

     この時になるとiPhoneはAndroidに比べると相対的にコンパクトにまとまっておりiPhoneが藤真だとするとAndroidが牧(よりパワーが+で一回り大きい)


    iPhone 5S / iPhone 5C

    Iphone5s

     そして現行モデル、今後も販売が継続されるiPhone 5S。順当な性能向上と共に指紋認証を搭載しました。その他に日本ではdocomoからも販売が決定したことで主要キャリアすべてからiPhoneが購入できるようになった事は大きな変化でしょう。その他スマートフォンはじめて64bitに対応する等の変化もありましたが、正直ユーザー側からだと体験として変化を感じる程ではなかったように思います。

     また廉価版のiPhone 5C(性能はiPhone 5とほぼ同等でカラーバリエーションが増えた)やiPhone 5Sにはシャンパンゴールドという新しい選択肢が生まれました。

    ますます好きが亡くなった感じです。例えるなら深津というかんじでしょうか。個人的にはほぼ完成している印象です。このサイズが好みでAndroidにこだわりがなければ選んでおけば間違いはないと思います。


    iPhone 6 / iPhone 6Plus の変更点とは?


    ついにサイズの制約を解禁したApple

     今回のiPhone 6, iPhone 6plus のキャッチフレーズは“Bigger than bigger “です。大きさ以上に大きな進化があるということを表しているそうです。とはいえやはり最初に目に着くのは大きさの変化でしょう。

    Iphone6

     iPhone 6 が4.7inch, iPhone 6plus が5.5inch になっています。これはiPhone 6 が現行のAndroidのフラグシップモデルに近いサイズ、そしてiPhone 6plus はファブレット(タブレットに近いサイズで電話としても使えるもの)というカテゴリに位置しています。ちょうどAndroid でいうとXperia Z3 の5.2inchと Galaxy Note4 の5.7inchの間に位置しています。

     このあたりの比較は下の記事でとてもわかりやすくまとめられていました。

    iPhone 6 Plus 対 Xperia Z3 対 Galaxy Note 4。各社5インチ級スペック比較 – Engadget Japanese
    iPhone 6plusとその競合製品がよく比較されています。

     Appleがこのサイズ帯を販売するのは今回が初になります。先ほどのiPhoneの進化の歴史でもわかるように、Appleはこれまでスマートフォンのサイズを初代iPhone 3Gを基準に多少の変更はありましたが、まもってきました(特に横幅)。今回はある意味Androidの後追いの形でこのサイズ帯に参入してきたことになります。

     先ほどの進化の歴史でいうとトップランナーとしてスマートフォン業界を牽引してきたAppleは最初こそ作りの粗さをみせたものの、途中からその才能を認められて人気が爆発しました。しかし、競合商品の進化いにより相対的にみると完成度は高いがこじんまりとまとまってきた状態にあったとおもいます。

     今回はその様な状況にiPhoneが真っ向から勝負を挑む形になっています。スラムダンクでいうとラインナップに新たに河田兄を投入するような展開です!(やはり例えば苦しい)

    この新ラインナップを加えることのインパクトについて考えてみます。Appleはこれまでラインナップを限定することで部品の共通化をはかり、コスト競争力を高めていたと思われます。iPhone 5C等の取り組みはおこなわれていましたが、サイズが共通のため部品面での融通は効きやすかったでしょう。今回商品ラインナップの拡大を行ったことでこの強みの部分に大小なりとも影響を与えるとおもいます。今回のiPhone6, iPhone 6plusはそこまでしてAppleが投入したかった製品ということを意味しています。これが正解だったかは次回のAppleのIR発表を楽しみにしたいとおもいます。


    カメラの進化とその代償について

     今回はiPhone 6Plus カメラ機能で1つ大きな変化がありました。iPhone 6Plus のみになりますが光学式手ぶれ補正が採用されています。手ぶれ補正技術にはソフトウェアの処理による電子式手ぶれ補正と機械的にレンズやイメージセンサを動かして補正する光学式があります。電子式は小型化、コスト低減には貢献しますが、周辺画素を犠牲にするため画質を多少劣化させてしまいます。実際に通常のデジタルスチルカメラの多くには手ぶれ補正の影響を低減させるために光学式が搭載されているのが現状です。

     今回のiPhone 6Plus によりどの程度カメラ性能が現行のDSCに近づいたか楽しみにしたいと思います。

     一方でこの光学式手ぶれ補正採用による反動もでています。今までのAppleではあまり考えられませんが、カメラのレンズ部位だけやや膨らんでいます。これは過去に同じく光学式手ぶれ補正を採用したNexusなどの機種と同じ状態です。かなり上手く作っていますが、従来と同じ様な完全にフラットなiPhoneではないので注意しましょう。


    原点回帰? 丸みを帯びたデザイン

     また今回は筐体の形状が3G, 3GS時代を彷彿とさせる丸みを帯びたデザインになっています。このあたりはよりiPadに近づいたイメージです。このデザインの変化は好みによるとおもいますのでできれば実機を見てからの購入検討をおすすめします。

    Iphone6design

    Iphone6design2

    丸みを帯びたiPhone 6, iPhone 6Plus のデザイン


    NFC搭載により支払いも可能に!

     個人的に今回もっとも購入する理由に値するのがこの部分かとおもいます。 iPhoneにもついにNFCが搭載され、クレジットカード会社や各パートナーと提携したApple payのサービスがアメリカで10月以降にスタートし、以後世界に展開していくそうです。

     これは5Sで搭載された指紋認証と組み合わせることで非常にセキュアで簡便な購入体験を与えてくれるでしょう。しかし気になるのが日本でのサービス展開についてです。このあたりについては正直もう少し様子をみる必要がありそうです。eコマースもすすめていくようなのであまりに簡単に買えるというのは将来の自分にとって危険かもしれません(笑)

    Applepay


    階段の登り降りまで判別できる?高性能センサの搭載

     搭載されるセンサも進化したようです。今回はM8モーションコプロセッサと呼ばれるデバイスが組み込まれています。これはジャイロスコープや加速度センサ、コンパスに加えて新たに気圧計も内蔵しています。それらの新郷を組み合わせることで歩数や移動距離だけでなく高度の変化までも測定できるようになっています(怖い気もしますが・・・)

     これらのセンサテクノロジーはあらゆるアプリケーションのコアとなる部分でもあるので、最新のアプリでこの気圧計を使うものがでた場合はiPhone6以降のものが必要ということになります。個人的には高度計の情報を組み合わせることで雪山の総滑走距離などがわかると嬉しいとおもっています・・・


    その他の進化要素

     この他にもより高速なWifiへの対応、消費電力を抑えつつより高性能なA8チップ、高速AF・・・・・etc.と沢山の進化ポイントがあります。今回は自分が利用者だとしたらどのあたりに使用感の違いをかんじるかという視点で上の項目をピックアップしました。今回の発表内容の詳細をより詳しく確認した場合は下のAppleの公式HPをご参照ください。

    Apple
    Apple 公式HP/ 今回の発表内容のすべてがわかりやすく綺麗な写真や映像と共にまとめられています。


    iPhone 6 / 6 plus は買いなのか?

    とりあえず簡単なチェックリストをつくってみました。これらにYesがつくようなら購入して損はないとおもいます。iPhoneの購入を迷われている方の参考になれば。

      購入前に確認しておくべき質問

    • 画面サイズは4.7inch 以上の商品が欲しい
    • 電話機能が必要(いらないならTablet+スマホという選択肢も・・・)
    • SDさせなくても生きていける!
    • Androidならではの必須アプリはない?
    • 完全にフラットじゃないけど構わない
    • 丸みを帯びたデザインっていいよね
    • ホーム画面をカスタマイズできなくてもよい(Android のヴィジェット程自由度はない)
    • ファイルのやりとりがApple形式(基本的にiTunes or WEB経由)だけど構わない
    • 決済システムはこれからはじまるけど大丈夫?
    • 該当するなら購入にポジティブな要素

    • Air drop等、Mac, iPad等の他のApple製品と連携したい
    • 安全なアプリを使いたい(Androidに比べると安全)
    • iCloudを活用したい
    • Apple Watch を買う予定がある
    • 高性能なライフログを取りたい(今後M8をつかった高性能なライフログアプリがでる可能性あり)
    • iPhoneならではのお気に入りのユニークアプリが有る(InstagramのハイパーラプスとかはいまはiOS版のみ)
    • 好きな果物はりんごだ!

     とりあえずこのあたりを抑えておけば大丈夫!(たぶん・・・) 皆様、良いデジタルライフを

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