RedBullは何故特別なのか?

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世界最大のエナジードリンクレッドブル(RedBull)

皆さん普段、エナジードリンクを飲みますか?

「翼を授ける」のキーワードで日本でも親しまれているレッドブルはエナジードリンクの世界シェアNo.1で世界で年間50億本以上の売上を達成しています。

沢山の栄養ドリンクがある中、何故レッドブルは特別なエナジードリンクになっているのでしょうか。

私もよくレッドブルを飲みますが、なぜレッドブルを選んでいるかについて主観を交えて書いてみました。

The Company Behind the RedBull

RedBullのメッセージ

皆さんは普段エナジードリンクを飲みますか?

そして飲むとしたらどんな時でしょうか。

Giving wings to people and ideas

公式HPを開くと上のキャッチコピーがまず目に入ります。翼を授けるの言葉知られるキャッチコピーは世界共通で使われているようです。

エナジードリンクを購入するのは、まさにこの時の様に一つ上のパフォーマンスを発揮したいときに飲む場合が多いかと思います。

レッドブルの面白いところはそのリンクから飛べる仕組みというところに一流のアスリート達のコメントを載せています。

”仕組み”とは書いてありますがそこには◯◯の成分がどう働き・・・とかそういう話は一切なく

Redbull

といった言葉が掲載されています。このスタイルがレッドブルの1つの特徴だと思っています。

他のドリンクとの違うところ

実際にコンビニいくと多くのエナジードリンクが売られています。私もひと通り試しましたが、レッドブルより量が多いもの、国産のもの....色々な選択肢があります。正直いうと味と機能という観点からいくと、これらの製品間には1ユーザー視点からは大きな差がないように感じます。

しかし、私はレッドブルを選ぶことが多いです。

その理由はレッドブルがパフォーマンスを発揮する際にプロフェッショナル愛用されている最も信頼できる商品というイメージが強く焼き付いているからだと思います。

私は趣味でウインタースポーツをやるのですが、ビデオ作品においてレッドブルが度々スポンサーをしています。

これは私の中にレッドブルのブランドメッセージが強く刻まれていることが大きいとおもいます。

この様な作品を通じて、レッドブルは一流のアスリートが信頼・愛用している商品だと印象づけられている様に思います。

これは私だけではない話かとおもいます。前にこんな経験がありました。アメリカで開催されたスノーボードキャンプに参加した時に、周りのボーダーの多くがレッドブルを飲んでいたのです。朝滑りに行く前、夜疲れた後にBarに行く前・・・・エナジーを補給したいときに当たり前のものとしてレッドブルが普及していました。

一緒にキャンプに参加していたボーダーにレッドブルってこんなに人気なの?と聞いてみると。「ん?疲れてたらレッドブルって飲むものだろ?」という感じで返されました。それくらい深くエナジードリンク=レッドブルというものがスポーツをする人の中には溶け込んでいました。

私にとってもこの様な体験が刻まれているため、パフォーマンスをあげたい!とおもったときはついレッドブルをとっしまう様になってしまいました。

レッドブルエコサイクル

もう一つ印象的なことが先ほど紹介したようなコンテンツをレッドブルが積極的に広げている事です。

例えばFacebookページをみるとレッドブルにいいね!を押している人が4400万人以上います。そこで紹介されているのはレッドブルという飲み物の宣伝というよりはレッドブルがサポートをしている人達を紹介しています。
それはレッドブルのロゴのついたヘルメットをかぶっているアスリートのエクストリームな写真や野外ライブを行っているパフォーマーの姿だったりします。

この様にレッドブルは自身がスポンサーになり、沢山のプロフェッショナルをサポートします。そしてこの活動がユーザーにとってレッドブルを特別なエナジードリンクにし、売上が伸びる。そしてまたその資金を元に様々なイベントや新しい分野のスポンサーになりそのフィールドを盛り上げる。

このようなエコサイクルが築かれています。RedBull TV等はこのエコサイクルの1つでしょう。

Red Bull TV – Watch sports, music and entertainment TV online. Free.
レッドブルが展開するコンテンツ Red Bull TV

商品にこめるメッセージ

今回レッドブルについて考えてみた時に、製品にこめるメッセージ性はとても大切だと改めて感じました。

ユーザーが本当に気にしている点はその製品が本当に自分の問題を解決してくれるかだと思います。私は普段材料、デバイスというコンポーネントを作っていますが、それはあくまで要素部品であるため、常に性能や価格といった点で他のプレイヤーに勝てるかという話に終始しがちな気がしています。(もちろんそれも大切なことですが・・・・)今回、レッドブルという商品を改めて考えてみると、単なる消費財の売り切りビジネスではなく、商品の価値を常にメッセージとして発信することで、定期的にサブスクライブしてもらうやり方だと感じました。そのモデルのコアとなる部分がコンテンツ、コミュニティの形成だと感じました。

商品が世の中に出て行くまでには沢山の人、仕事が関わります。自分たちのモデルのコアとなる部分はどこなのかを見極めそこに力をいれていくことがもっと必要になってくると思います。

今回紹介した話はあくまでエナジードリンクのブランディングに関するお話でした。実際には商品の機能やサプライチェーンもろもろに差異化となる要素はあるかと思います。

そういった観点で分析するとまた色々な側面が見えてきそうで面白そうです。

最近増えているエナジードリンクはこの様な強力なレッドブルに対してどのように魅力を訴求していくか、非常に大きなチャレンジになるかと思います。

そういったチャレンジをされているマーケターの方のお話もいつか聞いてみていと思います。

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